北海道観光の基本情報

北海道へのアクセス方法

北海道への主要なアクセス方法は、飛行機、新幹線、フェリーの3つです。東京から北海道へのアクセスを例に、それぞれの特徴を詳しく解説します。

飛行機での移動

飛行機は北海道へのアクセスで最も速く便利な交通手段です。羽田空港から新千歳空港までの飛行時間は約1時間40分。早割を利用すれば、JALやANAでも10,000円以下で航空券を購入可能です。LCCならさらに安く、5,840円〜という料金設定もあります。

北海道には12の空港があり、目的地に合わせて選択できます。主要空港は新千歳空港(札幌)、函館空港、旭川空港、釧路空港、女満別空港(知床・網走)、帯広空港などです。新千歳空港は1日50本以上の便が羽田から発着し、最も便数が多い空港となっています。

新幹線での移動

2016年3月に開業した北海道新幹線により、東京から新函館北斗駅まで約4時間20分でアクセス可能になりました。料金は普通指定席で23,430円ですが、「お先にトクだ値」を利用すれば最大50%OFFになることもあります。

新函館北斗駅から札幌駅までは特急で約3時間30分かかるため、札幌への移動には合計約8時間必要です。天候に左右されにくく、車窓からの景色を楽しめるのが新幹線の魅力です。

フェリーでの移動

時間に余裕がある方には、フェリーという選択肢もあります。大洗港から苫小牧港まで約19時間45分、料金は6,300円〜と最も経済的です。船旅ならではの優雅な時間を過ごせるのが魅力です。

ベストシーズンと服装

北海道は四季がはっきりしており、季節ごとに異なる魅力があります。東京と比較すると年間を通じて7〜10℃ほど気温が低いため、適切な服装選びが重要です。

春の北海道(3月~5月)

3月はまだ冬の名残があり、平均気温は1.3℃程度。4月から徐々に暖かくなりますが、5月下旬には「リラ冷え」という北海道特有の寒の戻りがあります。

服装は重ね着が基本で、4月は厚手のコート、5〜6月は薄手のジャケットやカーディガンで温度調整します。雪解けで水たまりができるため、撥水性の高い靴がおすすめです。

夏の北海道(6月~8月)

夏の北海道は避暑地として人気で、平均気温は20〜25℃程度。本州のような蒸し暑さがなく、爽やかな気候が特徴です。7月下旬から8月がラベンダーの最盛期で、富良野や美瑛の花畑が見頃を迎えます。

日中は半袖でも過ごせますが、朝晩は冷え込むため、薄手の羽織物は必携です。山や湖などへ出かける際は、虫対策として長袖・長ズボンがおすすめです。

秋の北海道(9月~11月)

9月はまだ残暑が残りますが、10月になると急激に気温が下がり、紅葉シーズンを迎えます。11月には初雪が降ることもあり、冬の準備が必要になります。

9月は薄手のコーディネートでOKですが、10月以降はニットやコートでの防寒が必要。11月はマフラーや手袋などの防寒小物も用意しましょう。

冬の北海道(12月~2月)

冬の北海道は氷点下が当たり前で、札幌でも-10℃以下、旭川では-20℃以下になることも。道民によると、寒さは「寒い」というより「痛い」レベルだそうです。

アウターはダウンジャケット一択で、ロングコートは避けるべきです。保温性の高いインナー、マフラー、手袋、ニット帽は必須。靴は滑り止め付きの冬靴を選び、建物内の暖房との温度差に対応できる脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう。

観光に必要な日数

北海道は日本の国土の約22.1%を占める広大な土地のため、効率的な旅行計画が重要です。

エリア別の目安日数

  • 道央エリア(札幌・小樽・ニセコ):2泊3日
  • 道南エリア(函館・登別・洞爺):2泊3日
  • 道北エリア(旭川・富良野・美瑛):2泊3日
  • 道東エリア(知床・網走・釧路):3泊4日

初めての北海道なら、札幌・小樽・函館の主要都市を巡る3泊4日コースがおすすめです。

効率的な移動方法

北海道内の移動は、レンタカーが最も自由度が高く人気です。JR北海道も主要都市を結んでいますが、本数が限られています。長距離移動には道内線の飛行機利用も検討しましょう。新千歳空港から函館、釧路、女満別などへの便が運航されています。

札幌・小樽エリアの観光スポット

札幌の定番観光地

大通公園・さっぽろテレビ塔

札幌の中心部に位置する大通公園は、東西約1.5kmに渡る都市公園です。春の「ライラックまつり」、夏の「YOSAKOIソーラン祭り」や「ビアガーデン」、冬の「さっぽろ雪まつり」など、年間を通じてイベントが開催されています。

公園東端のさっぽろテレビ塔(高さ147.2m)からは、大通公園の全景と札幌市街を一望できます。展望台の営業時間は9:00〜22:00、料金は大人1,000円です。

札幌市時計台

正式名称「旧札幌農学校演武場」は、1878年に建設された国指定重要文化財です。130年以上の時を刻む時計は、現在も正確に動いています。

館内では時計台の歴史や仕組みを学べ、世界の教会の鐘の音を聞けるコーナーも人気です。開館時間は8:45〜17:10、入館料は大人200円とリーズナブルです。

すすきの・狸小路

日本三大歓楽街の一つ「すすきの」は、約4,500軒の飲食店が集まる北海道最大の繁華街です。ラーメン横丁では札幌味噌ラーメンの名店が軒を連ねています。

狸小路商店街は全長約900mのアーケード街で、200店舗以上が営業。お土産探しや食べ歩きに最適なスポットです。

小樽の人気スポット

小樽運河

全長約1,140mの小樽運河は、大正12年に完成した歴史的建造物です。運河沿いの石造倉庫群にはレストランやカフェが入り、ノスタルジックな雰囲気を楽しめます。

夕暮れ時にはガス灯に明かりが灯り、ロマンチックな景色が広がります。運河クルーズ(約40分、大人1,800円)や人力車での観光も人気です。

北一硝子・オルゴール堂

小樽はガラス工芸とオルゴールの街としても有名です。北一硝子では、ガラス製品の購入や制作体験が可能。167個の石油ランプが灯る「北一ホール」は幻想的な空間です。

小樽オルゴール堂本館には、約3,400種類以上のオルゴールが展示販売されています。オリジナルオルゴール作り体験(2,200円〜)も人気です。

天狗山ロープウェイ

標高532.4mの天狗山山頂からは、小樽市街と石狩湾を一望できます。「北海道三大夜景」の一つに数えられる夜景は必見です。

ロープウェイの運行時間は季節により異なり、往復料金は大人1,800円。山頂には展望レストランもあります。

札幌・小樽のグルメ

札幌ラーメン横丁

すすきのにある札幌ラーメン横丁は、17軒のラーメン店が集まる名所です。濃厚な味噌スープと太めのちぢれ麺が特徴の札幌味噌ラーメンを堪能できます。

人気店「味の三平」や「らーめん横丁」では、1,000円前後で本場の味を楽しめます。

海鮮市場・朝市

札幌の二条市場は「札幌の台所」と呼ばれ、新鮮な海産物が並びます。名物の「勝手丼」は、好きな海鮮を選んで作るオリジナル丼です。

場外市場では、ウニ・イクラ・カニなどの豪華海鮮丼が2,000〜3,000円程度で味わえます。

スープカレー専門店

札幌発祥のスープカレーは、21種類のスパイスを使った本格派。「スープカレーGARAKU」では、やわらかチキンレッグと野菜のカレーが人気です。

辛さは40段階から選べ、北海道産の野菜がたっぷり入ったヘルシーな一品です。

函館エリアの観光名所

函館山と夜景スポット

函館山ロープウェイ

標高334mの函館山山頂からの夜景は、「世界三大夜景」の一つに数えられます。両側を海に挟まれた独特の地形が、扇形に広がる美しい光の絨毯を作り出します。

ロープウェイは10:00〜21:00運行(冬季は〜20:00)、往復料金は大人1,800円。山頂までは約3分で到着します。

夜景観賞のコツ

夜景のベストタイムは日没後30分〜1時間。混雑を避けるなら平日がおすすめです。防寒対策をしっかりして、展望台での撮影を楽しみましょう。

山頂にはレストランもあり、夜景を眺めながらの食事も可能です。

歴史的建造物巡り

五稜郭公園

星形の城郭で知られる五稜郭は、国の特別史跡に指定されています。春には約1,500本の桜が咲き誇る花見の名所でもあります。

五稜郭タワー(高さ107m)からは、美しい星形の全景を見渡せます。展望料金は大人1,000円、営業時間は9:00〜18:00です。

元町の教会群

函館山の麓に広がる元町地区には、歴史的な教会が点在しています。函館ハリストス正教会(拝観料200円)は、美しい鐘の音から「ガンガン寺」の愛称で親しまれています。

カトリック元町教会、函館聖ヨハネ教会と合わせて「元町三大教会」と呼ばれ、異国情緒あふれる街並みを形成しています。

金森赤レンガ倉庫

明治期に建てられた赤レンガ倉庫群は、現在ショッピングモールとして活用されています。約50店舗が入り、函館の土産品や工芸品を購入できます。

営業時間は9:30〜19:00。倉庫群がライトアップされる夜の景色も人気です。

函館グルメ

函館朝市

JR函館駅すぐそばの函館朝市は、約280店舗が軒を連ねる市場です。朝5時から営業し、新鮮な海産物や青果物が並びます。

名物のイカ釣り体験(700円〜)では、釣ったイカをその場で刺身にしてもらえます。

塩ラーメン

函館ラーメンの特徴は、透明な塩スープとストレート麺。昆布や鶏ガラでとった澄んだスープは、あっさりしながらも深い旨味があります。

「函館麺厨房あじさい」では、伝統の塩ラーメンを800円前後で味わえます。

ラッキーピエロ

函館のソウルフード「ラッキーピエロ」は、道南地区限定のハンバーガーチェーン。看板メニュー「チャイニーズチキンバーガー」(390円)は、甘辛いタレが特徴です。

全17店舗すべてがオリジナルデザインの店舗で、観光スポットとしても人気です。

富良野・美瑛・旭川エリア

絶景スポット

ファーム富田

日本最大級のラベンダー畑を誇るファーム富田は、7月中旬〜下旬が見頃です。12の花畑があり、ラベンダーのほか、ポピー、コスモスなど季節の花々が咲き誇ります。

入園無料で、ラベンダーソフトクリーム(300円)が人気。園内にはカフェや売店も充実しています。

青い池

美瑛町の白金温泉近くにある青い池は、Apple社の壁紙にも採用された絶景スポットです。立ち枯れたカラマツと青い水面のコントラストが幻想的な風景を作り出します。

青い理由は、美瑛川の水に含まれるコロイドが太陽光を散乱させるため。季節や時間帯により異なる青色を楽しめます。

パッチワークの路

美瑛の丘陵地帯に広がる農地は、作物によって色とりどりのパッチワーク模様を描きます。「マイルドセブンの丘」「セブンスターの木」など、CM撮影地としても有名です。

レンタサイクルやドライブで巡るのがおすすめ。四季彩の丘では、7〜9月に虹色の花畑を楽しめます。

旭川の観光地

旭山動物園

日本最北の動物園として、「行動展示」のパイオニアです。動物本来の生態を観察できる工夫が随所に施されています。

巨大プールに飛び込むホッキョクグマ、円柱水槽を泳ぐアザラシなど、約110種の動物を飼育。入園料は大人1,000円、開園時間は季節により異なります。

上野ファーム

北海道ガーデン街道の一つで、英国風ガーデンが人気です。約2,000種類の植物が四季折々の表情を見せます。

開園期間は4月下旬〜10月中旬、入園料は大人1,000円。ガーデンカフェでは地元食材を使ったランチも楽しめます。

アクティビティ体験

熱気球体験

富良野では早朝の熱気球フリーフライトが人気です。大雪山連峰や十勝岳連峰を一望でき、運が良ければ雲海も見られます。

料金は大人15,000円前後、所要時間は約30分。6〜9月がベストシーズンです。

ラフティング

美瑛川や空知川では、スリリングなラフティングを体験できます。春の雪解け水で増水する5〜6月が最もエキサイティングです。

料金は半日コースで5,000〜7,000円。初心者向けのコースも用意されています。

道東エリア(知床・網走・釧路)

世界遺産・知床

知床五湖

原生林に囲まれた5つの湖を巡る遊歩道は、知床の大自然を体感できる人気スポットです。高架木道(無料)と地上遊歩道(有料)の2つのルートがあります。

ヒグマの活動期(5〜7月)は、ガイド同行が義務付けられています。秋の紅葉シーズンも美しい景色が楽しめます。

知床クルーズ

知床半島の断崖絶壁や滝を海から眺めるクルーズは、陸路では見られない絶景を楽しめます。運が良ければ、クジラやイルカ、ヒグマなども観察できます。

料金は約3時間のコースで大人8,800円。4〜10月に運航しています。

網走・釧路の名所

博物館網走監獄

明治時代から実際に使用されていた網走刑務所を移築保存した野外博物館です。重要文化財の建物群が、当時の厳しい監獄生活を今に伝えています。

入館料は大人1,500円、開館時間は9:00〜17:00。監獄食体験(950円)も人気です。

釧路湿原国立公園

日本最大の湿原で、総面積は28,788ha。特別天然記念物のタンチョウをはじめ、希少な動植物の宝庫です。

5つの展望台と6つの遊歩道が整備され、カヌーでの川下りも人気。釧路市湿原展望台からは、360度の大パノラマを楽しめます。

流氷観光

流氷砕氷船ガリンコ号

紋別港から出航するガリンコ号は、船底のスクリューで流氷を砕きながら進む砕氷船です。1〜3月の流氷シーズンに運航します。

料金は大人4,000円、所要時間は約1時間。オジロワシやアザラシとの出会いも期待できます。

流氷ウォーク

専用のドライスーツを着用して、流氷の上を歩く体験ツアーです。流氷の下の海に入ることもでき、非日常的な体験ができます。

料金は大人6,000円前後、2〜3月限定の人気アクティビティです。

温泉・リゾートエリア

登別温泉

地獄谷

登別温泉の源泉地である地獄谷は、直径約450mの爆裂火口跡です。あちこちから湯けむりが立ち上り、硫黄の匂いが漂う迫力ある景観が広がります。

遊歩道が整備され、約20分で一周できます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。

温泉街散策

登別温泉は9種類の泉質を誇る「温泉のデパート」。温泉街には足湯や手湯が点在し、気軽に温泉を楽しめます。

鬼をモチーフにした「鬼像」があちこちに設置され、フォトスポットとしても人気です。

洞爺湖温泉

洞爺湖観光

カルデラ湖の洞爺湖は、湖畔に彫刻が並ぶアートな空間です。遊覧船(大人1,500円)で中島へ渡ることもできます。

4月下旬〜10月末まで毎日開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」は、20:45から約20分間、湖上に花火が打ち上げられます。

有珠山ロープウェイ

標高737mの有珠山山頂からは、洞爺湖、噴火湾、羊蹄山を一望できます。ロープウェイ往復料金は大人1,800円。

山頂には2つの展望台があり、活火山の迫力ある火口を間近に見ることができます。

定山渓温泉

温泉街の楽しみ方

札幌から車で約1時間の定山渓温泉は、「札幌の奥座敷」として親しまれています。渓谷美が魅力で、特に紅葉シーズンは絶景です。

温泉街には複数の足湯があり、散策の途中で気軽に利用できます。定山渓ダムや豊平峡ダムなど、周辺観光も充実しています。

北海道グルメ完全ガイド

海鮮グルメ

新鮮な海鮮丼

北海道の海鮮丼は、ウニ、イクラ、カニ、ホタテなど新鮮な海の幸が贅沢に盛られています。市場や朝市で食べる海鮮丼は、鮮度抜群でボリューム満点。

函館朝市や札幌二条市場では、2,000〜3,000円で豪華な海鮮丼を楽しめます。釧路和商市場の「勝手丼」は、好きなネタを選んで作るオリジナル丼として人気です。

カニ料理専門店

北海道はタラバガニ、毛ガニ、ズワイガニの産地。専門店では、茹でガニ、焼きガニ、カニしゃぶなど様々な調理法で楽しめます。

時期により相場は変動しますが、毛ガニは1杯3,000〜5,000円程度。カニ食べ放題プランを提供する店も多数あります。

回転寿司

北海道の回転寿司は、ネタの新鮮さと大きさが自慢。地元の人も通う人気店では、本州では高級ネタとされる魚も手頃な価格で味わえます。

「根室花まる」や「回転寿司トリトン」などが有名で、一皿100〜500円程度で本格的な寿司を楽しめます。

肉料理・ご当地グルメ

ジンギスカン

北海道の郷土料理ジンギスカンは、専用の鍋で羊肉と野菜を焼いて食べる料理です。ラム(仔羊)とマトン(成羊)があり、初心者にはクセの少ないラムがおすすめ。

札幌の「だるま」や「ジンギスカン横丁」が有名で、食べ放題プランは2,000〜3,000円程度です。

スープカレー

札幌発祥のスープカレーは、さらさらのスープ状のカレーに大きな具材が特徴。チキンレッグや野菜がゴロゴロ入り、スパイシーな味わいが人気です。

「スープカレーGARAKU」や「HIRIHIRI」などの人気店では、1,000〜1,500円で本格的なスープカレーを楽しめます。

味噌ラーメン

札幌味噌ラーメンは、濃厚な味噌スープと中太ちぢれ麺が特徴。もやし、コーン、バターなどのトッピングが定番です。

すすきのラーメン横丁や、札幌ら〜めん共和国では、各店自慢の味噌ラーメンを食べ比べできます。価格は1,000円前後が相場です。

スイーツ・お土産

ソフトクリーム

北海道のソフトクリームは、新鮮な牛乳を使った濃厚な味わいが特徴。牧場直営店では、搾りたての牛乳で作るソフトクリームを味わえます。

富良野のラベンダーソフト、十勝のあずきソフトなど、ご当地フレーバーも豊富。価格は300〜500円程度です。

白い恋人

北海道土産の定番「白い恋人」は、ラング・ド・シャクッキーにホワイトチョコレートをサンドした銘菓。札幌の白い恋人パークでは、製造工程の見学や手作り体験もできます。

9枚入り761円〜、北海道限定デザインの缶入りも人気です。

六花亭・ロイズ

六花亭の「マルセイバターサンド」は、レーズンとバタークリームの絶妙なハーモニー。ロイズの生チョコレートは、口どけの良さが特徴です。

両店とも道内に多数の店舗があり、季節限定商品も要チェック。空港でも購入可能です。

モデルコース

2泊3日プラン

道央周遊コース

1日目:新千歳空港→札幌

  • 午前:新千歳空港到着、札幌へ移動(JRで約40分)
  • 午後:大通公園、札幌市時計台観光
  • 夕方:すすきのでジンギスカンディナー
  • 宿泊:札幌市内

2日目:札幌→小樽→札幌

  • 午前:小樽へ移動(JRで約40分)、小樽運河散策
  • 午後:北一硝子、オルゴール堂でショッピング
  • 夕方:海鮮丼ランチ後、札幌へ戻る
  • 夜:藻岩山夜景観賞
  • 宿泊:札幌市内

3日目:札幌→新千歳空港

  • 午前:二条市場で朝食、白い恋人パーク見学
  • 午後:新千歳空港でお土産購入、帰路へ

函館・札幌コース

1日目:函館空港→函館市内

  • 午前:函館空港到着、市内へ移動
  • 午後:五稜郭公園、元町散策
  • 夕方:函館山夜景観賞
  • 宿泊:函館市内

2日目:函館→札幌

  • 午前:函館朝市で海鮮丼朝食
  • 午後:新幹線で札幌へ移動(約3.5時間)
  • 夕方:狸小路でショッピング
  • 宿泊:札幌市内

3日目:札幌→新千歳空港

  • 午前:札幌市内観光(時計台、大通公園)
  • 午後:新千歳空港へ移動、帰路へ

3泊4日プラン

絶景巡りコース

1日目:旭川空港→美瑛・富良野

  • 午前:旭川空港到着、レンタカーで美瑛へ
  • 午後:青い池、パッチワークの路観光
  • 夕方:富良野へ移動、ラベンダー畑見学
  • 宿泊:富良野市内

2日目:富良野→札幌

  • 午前:ファーム富田でラベンダー観賞
  • 午後:札幌へ移動(車で約2時間)
  • 夕方:すすきのでグルメ満喫
  • 宿泊:札幌市内

3日目:札幌→洞爺湖

  • 午前:札幌市内観光
  • 午後:洞爺湖へ移動(車で約2時間)
  • 夕方:洞爺湖温泉でゆったり
  • 夜:洞爺湖花火大会観賞
  • 宿泊:洞爺湖温泉

4日目:洞爺湖→新千歳空港

  • 午前:有珠山ロープウェイで絶景観賞
  • 午後:新千歳空港へ移動(車で約1.5時間)

グルメツアーコース

1日目:新千歳空港→札幌

  • 午前:新千歳空港到着
  • 午後:札幌ラーメン横丁で味噌ラーメン
  • 夕方:すすきのでジンギスカン
  • 宿泊:札幌市内

2日目:札幌→小樽→札幌

  • 午前:二条市場で海鮮丼朝食
  • 午後:小樽で寿司ランチ、ルタオのスイーツ
  • 夕方:札幌へ戻り、スープカレーディナー
  • 宿泊:札幌市内

3日目:札幌→函館

  • 午前:新幹線で函館へ移動
  • 午後:函館朝市で新鮮な海産物
  • 夕方:ラッキーピエロでご当地バーガー
  • 宿泊:函館市内

4日目:函館→函館空港

  • 午前:函館塩ラーメンで締め
  • 午後:函館空港から帰路へ

季節別おすすめコース

春の桜巡り

4月下旬〜5月中旬の桜シーズンには、五稜郭公園(函館)、円山公園(札幌)、二十間道路桜並木(新ひだか町)などが見頃を迎えます。

北海道の桜は本州より遅く、GW頃が最盛期。松前城の桜も有名で、約250種1万本の桜が楽しめます。

夏のラベンダー巡り

7月中旬〜下旬は、富良野・美瑛のラベンダーが見頃。ファーム富田を中心に、彩香の里、フラワーランドかみふらのなど、紫の絨毯が広がります。

ラベンダーソフトクリームやラベンダーティーなど、香り豊かなグルメも楽しめます。

秋の紅葉巡り

9月下旬〜10月中旬は、大雪山系から紅葉が始まります。層雲峡、定山渓、支笏湖など、渓谷や湖畔の紅葉が美しいスポットが多数。

特に大雪山の紅葉は「日本一早い紅葉」として有名。ロープウェイで気軽に絶景を楽しめます。

冬の雪まつり巡り

2月上旬の「さっぽろ雪まつり」は、大通公園を中心に巨大な雪像が並ぶ一大イベント。同時期に「小樽雪あかりの路」「支笏湖氷濤まつり」なども開催されます。

流氷観光は1〜3月がシーズン。オホーツク海の流氷は、地球上でも限られた地域でしか見られない貴重な自然現象です。


北海道は四季折々の魅力にあふれ、何度訪れても新しい発見がある観光地です。広大な土地に点在する観光スポットを効率よく巡るには、事前の計画が大切。このガイドを参考に、あなただけの北海道旅行を楽しんでください。